皆さん白ロムスマホをご存知ですか?
白ロムスマホは安く手に入ってメイン機から遊び用まで様々利用ができるスマホとなっています。
本記事では白ロムとは何か。料金はどの程度なのか。白ロムの活用方法はどのようなものなのかをご紹介していきます。
白ロムとは?
- 白ロムって何?どういうものなの?
- 「白ロム」=「SIMカードが挿さっていないスマートフォン・携帯電話の事」
例えば、docomoで購入したiPhoneのSIMカードを抜くと白ロムiPhoneになります。これはdocomo回線を利用しているMVNO事業者(格安SIM)であれば利用可能な端末になります。
中古市場ではこういった白ロムの端末が多く流通しています。
そのため、安く手に入れたい場合などはdocomoの白ロム、auの白ロムを手に入れて対応しているMVNOのSIMをカードを挿れて使用されています。
白ロムの値段は?
白ロムはいわば中古なので値段はピンからキリまであります。例えば中古端末を購入できるムスビーでの料金を例に見てみましょう。
ムスビーは白ロム専用のフリマのようなもので、ムスビーを通じて直接所持者から購入します。そのため、ジャンク品(故障品)を掴まされてしまうこともあるのできちんと見極める必要が出てきます。売り出されている端末の量もかなり多いのでオススメですよ。
もちろん自分の持っている端末を売ることもできます!
さて、ではムスビーでの料金を見ていきましょう。表の料金は2017年4月2日時点のもので全てdocomoの白ロムとなります。
機種 | 最安値 | 最高値 |
---|---|---|
iPhone7 32GB | 58,800円 | 109,900円 |
iPhone6 16GB | 25,900円 | 109,900円 |
iPhone5S 16GB | 15,900円 | 80,800円 |
Xperia XZ SO-01J | 51,800円 | 149,900円 |
Galaxy S7 edge SC-02H | 49,800円 | 149,900円 |
ご覧のようにかなりの価格差があります。最安値は傷はあるが、使用できるもの。最高値は新品・未使用品の値段です。
iPhoneで言えば、iPhone7は2017年4月現在最新機種のため高いのはわかりますが、iPhone6やiPhone5Sも高くiPhone6に至っては最高値がiPhone7と同価格となっています。
これはiPhone6やiPhone5Sが人気機種でかつAppleでの販売がすでに終了していることがこの高値に繋がっていると予想できます。
Xperia XZやGalaxy S7は最高値の新品・未使用品がかなりの高額となっています。発売直後ということもありますが、それよりdocomoでしか購入できないことがプレミア価格となりこのような値段となっているのでしょう。
白ロムを購入するにあたっての注意点
傷があるのは当たり前
どれだけ丁寧に使っていたとしても必ずと言っていいほど傷はできてしまいます。新品・未使用品を以外であれば「状態良好」となっていても必ず傷があるものと覚悟して値段とのバランスを考えて購入しましょう。
本当に傷が嫌な方は諦めて新品を購入することをオススメします。
キャリアを確認する
白ロムはあくまでSIMカードが挿さっていない端末なだけであってどのキャリアでも利用できるわけではありません。自分の乗り換えたいMVNO事業者はどのキャリア回線を利用しているのかを把握しておくことが重要です。
欲しいものがない場合
中古市場は白ロム市場にかぎらず動きの激しい市場です。
「昨日は売っていたのに今日にはもう売れてしまった」
なんてことは日常茶飯事。自分が欲しい端末は他人も欲しい端末です。状態が良く安い端末はすぐ売れてしまい、自分の欲しい端末がないことも多いでしょう。
こういうときは焦らず待ちましょう。需要があるということは必ず供給もあります。毎日ムスビーのページを確認していればいつかは出品されるはずです。
白ロム活用術
白ロムの活用方法はたくさんあります。
メイン機種として
状態の良い端末を購入して1台目のメインとして利用します。新品・未使用にこだわらなければ、白ロムは安く手に入るのでメイン機種が中古でも良いという方にはオススメです。
白ロムで安い機種を短い期間で購入していろいろな機種を使ってみている人もいますよ。中古でも機種が変われば気分もかわるので安く新品気分が味わえるかも?
サブ機種(2台目)として
2台持ちする際の端末として利用してみましょう。1台目は新品が良い!という方でも2台目のサブ機なら中古の安い端末で良いやという方もいらっしゃるのではありませんか?
試しで使ってみたり、SIMを使い分けたり、二台持っていれば使い方の幅が広がりますよ。
ムスビーではガラケーやタブレットも売っていますので、ガラケーで電話専用機、タブレットで読書&ネット用など様々な使い方ができます!
あえてdocomo以外の白ロムを買う
docomoの白ロム端末は使えるMVNO事業者も多く、高めの価格設定となっています。逆に考えれば使いみちの少ないauやSoftBankの白ロムは安いということですね。
iPhoneSEであれば2017年4月現在で以下の価格となっています。
docomo:35,540円
au:27,800円
SoftBank:28,500円
au、SoftBankだと7~8,000円程度安くなっていますね。auならIIJmio(みおふぉん)などが利用可能です。
SoftBankはU-mobileが利用可能ですが、通話機能は利用できません(データ通信のみ)
もし、モバイルルーターをお持ちならそれを使えば楽天モバイルのようなdocomo系のMVNOでもauやSoftBankの白ロム端末をWi-Fi通信で利用することができます。
当サイトオススメのモバイルルーターNEC Aterm MR05LNを紹介した記事がありますのでよろしければこちらも参考にしてみて下さい。
まとめ
白ロムはうまく利用することができれば、安く・希望の機種が手に入りますので非常に良いものとなります。
その分ジャンク品を掴んでしまうようなリスクもありますので、うまく使っていきましょう。個人的には購入ページの説明文等をきちんと読んでおけばリスク回避は可能だと思っています。出品者も嘘はつけませんので。
旧モデルの機種などは安く手に入るのが白ロムです。そもそも月々安くなる楽天モバイルですが、白ロムを使ってさらに携帯料金を安くしてみませんか?